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デュタステリド

デュタステリドは、AGAの治療に用いられている成分です。販売しているのはイギリスのグラクソ・スミスクライン社であり、「アボダート」という商品名で出回っています。本来は前立腺肥大症の治療薬として使われています。前立腺疾患の治療薬としてはアメリカでは2001年に承認を受け、日本国内では2009年7月7日に、アボルブカプセル0.5mgという商品が製造承認を取得しています。

デュタステライドの働きは、AGAの原因を作る5αリダクターゼという酵素の働きを阻害します。5αリダクターゼを阻害する医薬成分に、フィナステリドというものがあります。フィナステリドにはⅠ型とII型が存在し、フィナステリドはII型の5αリダクターゼのみを阻害しますが、デュタステライドはⅠ型とII型の両方のフィナステリドを抑制する作用を持っています。

テストステロンは5αリダクターゼの作用によってジヒドロテストステロン(DHT)へと変化しますが、デュタステリドはⅠ型・II型両方のフィナステリドを抑制するため、II型の実を抑制するフィナステリドよりも効果が高いとされています。

ただし、デュタステリドはステロイド系の医薬成分であるため、使用を続けるうちに体に耐性がつき、効果がなくなってくる場合が多いです。また女性は使用禁止であり、妊娠中の女性は触ることも禁物です。デュタステリドは医薬品ですから、医師の処方を受けて使うことが望ましいです。