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ベンタデカン酸グリセリド

ベンタデカン酸グリセリドは脂質の1種であり、現在では育毛剤にも配合されている成分です。ベンタデカン酸という脂肪酸と、グリセリンが脱水して結合したものをいいます。

ベンタデカン酸グリセリドは毛母細胞に働き掛けることで毛母細胞は活性化され、活発に細胞分裂を行うようになります。ヘアサイクルの休止期に入っている毛乳頭にベンタデカン酸グリセリドを作用させることにより、毛乳頭が活力を得て発毛することが可能であるとされています。

なお、脂質は脂肪酸とアルコールが脱水して結合してできる物質です。脂肪酸は炭化水素が連なったものにカルボキシル基(-COOH)が結合したものです。食物油脂には脂肪酸が豊富に含まれており、オレイン酸やリノール酸、リノレン酸も脂肪酸の一種です。体内で固体になるものは中性脂肪になりやすい、体内で液体のものは健康に良い、とされている話を聞いたことのある人もいるかもしれません。脂肪酸自体は、意外と身近にある物質です。

また、脂質も人体に含まれており、代表的なものにリン脂質があります。コレステロールとともに細胞膜の主成分であり、非常に柔軟で流体のような特性を持っています。生体内での情報伝達には、リン脂質が深くかかわっています。